こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
結婚相手との関係で悩んでいる方、離婚を本気で考えている方には、その当事者にしかわからない事情があり、周りがその相談話を聞いているだけ、夫婦の一面を見ているだけでは実際の所、何が起こっているのかわかりません。
誰も離婚がしたくて結婚したわけではありません。離婚せずに済むのなら、それに越したことはありません。そして、話し合いをして分かり合える結婚相手なら、もちろん離婚はしません。でも、離婚するのがベストな状況だってあるのです。
私が元夫との関係に悩んでいた時、周りの人たちに相談をしていましたが、事実(元夫からのモラハラ、DV、その他諸々)は恥だと思っていたので話せませんでした。
私が離婚をした後に、今から離婚をしようか悩んでいる、すでに別居を始めたが共同親権はどういう感じなのかを知りたいなど相談されたこともあり、人には相談できないけれど結婚相手との関係で悩んでいる方は、実は大勢いるのではないかとその時に思い始めました。
そこで自分の経験を発信することで、世界のどこかで一人悩んでいる方の助けになれば嬉しいと思ったのが、このブログを始めるきっかけの一つになりました。
人それぞれ価値観・許容範囲が違いますし、同じことでも、人によって受けるストレスの度合いは全く違います。
悩んでいる方が住んでいらっしゃる国の法的なこと・シングルマザーやファザーへの補助体制・サポート体制・家族環境・経済面なども、それぞれ違います。
ニュージーランドで離婚を経験をした私の体験談はあまり参考にならないかもしれませんが、本日書く内容は私個人の体験談としてお読みいただけると嬉しいです。
堂々巡りから法的なアドバイスへ
私と元夫が一緒にいた期間はトータルで11年。離婚したのはもう11年前のことです。
交際期間中から、常に不安定な状況をズルズルと引きずってきたわけですが、結婚後、子供が生まれ、その違和感・不信感が絶望感に変わり、家を出ることに決めました。
友人や家族に相談し続けるのは、慰めてもらっているだけ、同情してもらおうと思っているだけ、それでは堂々巡りで何も物事が前に進まない、同じことの繰り返し、そんな自分に嫌気がさしていました。

そこで、私は次の段階に進みました。次の段階とは、法的なアドバイスをもらうこと。親権や財産分与の手続きについて知識を身につけたいと思っていたからです。
ですが、弁護士さんと話すなんて難しいと思っていましたし(しかも全部英語で)、実際にお金もかかりますので私にとっては一大決心でした。
でも、あの時覚悟を決め、弁護士さんに相談しに行って本当に良かったと思っています。ある弁護士さんに出会い、私の人生が180度変わります。
運命の弁護士さんと出逢うまで
最初は、地域にある無料弁護士事務所へ相談に行きました。
確か2回ほど足を運んだのですが、自分が探し求めていた回答が得られなかったので、知人に紹介された弁護士事務所に電話をしました。
電話をした際に、元夫の名前や職業など詳しく聞かれ、ある程度事情を説明してからの弁護士さんとの面会となりました。
面会すると驚いたことに、元夫の身辺調査を全部していて、その弁護士さんに笑顔で「大丈夫。私があなたを守るから、一緒に闘っていきましょう!」と言われました。
あの時の安堵感と言ったら、今でも忘れられません。私はこの弁護士さんにアドバイスをいただく予定で、次の面会日の予約を取っていました。
そんな時、別の知人に、違う弁護士さんを勧められます。
私は、最初に面会した弁護士さんで決めていたので、お断りしたのですが、その知人が「絶対にその弁護士さんに会ってみて!彼女は、この分野での敏腕弁護士だよ。会ってから決めてもいいんじゃない?」と何度も言うので、会うことにしました。
訪れた彼女の法律事務所は、彼女一人だけ。第一印象は、頭の良さそう(笑)な女性でした。初めての面会で、彼女が私に言った言葉が胸にグサッと刺さります。
面会時、私は友人や家族に相談するように今までの経緯を説明するのですが、彼女が「グチグチ不平不満を言っているのなら、すぐ家を出なさい。2年間の別居が証明されれば、離婚が成立よ」とバッサリ・・・。
更には「次回、私に会いに来る時は、あなたが家を出た後にして」と・・・。そう言われ呆然としながら、帰路に着きました。
そして、私が選んだ弁護士さんは・・・
2人の弁護士さんと面会し、私が選んだ弁護士さんは、後者の弁護士さんでした。
彼女は、最初に面会した弁護士さんのように優しい言葉は何もかけてくれませんでしたが、彼女の冷静さ、動じない態度に私は一人の人間として感銘を受け、この人だったら、絶対信用できる、感情論に訴えない、これから始まる私の長い離婚紛争を客観的にサポートしてくれると考え、彼女にお願いすることにしました。

結果、大正解。
その後、最初にお願いした弁護士さんに事情を説明すると、彼女の態度が豹変し、依頼していなかった元夫の身辺調査代も含めかなり高額な請求書を送ってきました。
自分のことで精一杯でその弁護士さんと争う余裕がなかったので、全額支払ったのですが、後々、別の弁護士さんに話すと、全額払う必要なかったと叱られたんですけどね・・・汗。まっ、高い授業料だと思って忘れることにしました。
こうして、私は彼女に全てのアドバイスを委ねることになりました。
何か行動を起こさないと、何も始まらない
今の状況を少しでも良い方向に変えたいと思っていれば、とりあえず何か行動を起こしてみることです。
もし、今、たった一人で悩んでいる方がいらっしゃれば、まずは家族・友人・同僚など誰か信頼できる人に相談してみたり、自分で色々調べる。(その段階で自分の心が落ち着いたり、結婚相手と話し合いをして問題が解決すれば、深刻度は低いです。)
そこで問題解決しなかった場合や身内の人には知られたくないという場合は、公的機関のサポートに相談してみるなど、自分からSOS信号を出して、アドバイスや助けを求めることが第一歩になると思います。(私の場合は、弁護士さんと女性保護シェルターと警察。激高しやすい結婚相手や暴力を受けている場合は、相手に絶対に知られないように準備した方がいいかと思います。)
何か新しい行動を起こすと、今まで出逢ってきたことのないような方々と出逢い、今まで知らなかった世界が広がります。(世界の人口は約79億人!もうすぐ80億人に到達見込み)
始まりは、そこからです。
何か行動を起こさなければ、苦しみはずっと続きます。
諦めないで下さい。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。