こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
ミニマリストとマキシマリストという両極端のカップルが一緒に暮らしていけるのか、という素朴な疑問は私がミニマル思考に目覚めてから持ち続けたもので、何度もネットで調べていました(暇人)。
調べた結果、人それぞれなのでもちろん結論もそれぞれ。
どんな環境に住んでいて、どんな性格や考え方の相手なのかで状況も全然違ってくるので、結局調べても答えは一つではありませんでした(そりゃそうだ)。
ここでは元夫と私の場合を書いてみたいと思います。
ミニマリストの方は、ちょっと深呼吸をしてからお読み下さい♡
ザ・スーパーマキシマリストと一緒に暮らすということ
私の別れた夫は、筋金入りのマキシマリスト。(別れたと書いている時点で、共生が可能かどうかのお察しがつくと思います。ぶっ。)しかもかなりハイレベルなマキシマリストです。
ザ・スーパーマキシマリスト元夫とカップルとして一緒に暮らした期間は、7年。
その当時(11年前以上)、私はミニマリストも断捨離もこんまりさんのことも知りませんでしたが、モノが多いと何故かザワザワと心が落ち着かない症状があって(笑)、いつも気付くと家の片付けや整理整頓ばかりしていました。なので、心の奥底では無意識にモノが少ない環境を求めていたと思います。
それに対して、モノを絶対に捨てずに溜め込む元夫ホーダー(hoarder)。
溜め込むだけならまだマシ!
平日の朝、仕事前に何軒もリサイクルショップへ出かけ(ニュージーランドは至る所にチャリティーショップがあります)、掘り出し物を見つけたと言って沢山モノを買って大喜びして帰ってくるのが彼の朝のルーティーン。(ホントに毎朝!)
買ってくるモノは、衣類、食器などのキッチン用品、わけのわからない置物(小さいものから大きいものまで)、ゲーム、DVD、電化製品、家具など(ほぼ全部。書いてるだけでも心がザワザワしてきます。)
そして週一回、古本を10冊ぐらいもらってくるのも彼のルーティーン。(彼の夢は自宅に図書館を作ること)
一つモノを買ったら一つ捨てるどころではありませんよ!毎日、イン、イン、イン!
彼が買ってきたモノを、彼の部屋に置いてくれるだけならもちろん問題ないのですが、買ってくるものがキッチン用品・家具や置物などなので、共有スペースに置くものばかり。
本も彼の部屋だけでは収まりきらず、リビングの壁一面に大きな本棚を作って毎週せっせと並べていました。
置物も置くところがないので、棚を作ったり買ってきたり。収納場所がどんどんなくなっていくので、収納用品がどんどん増えていくというパターン。(はぁ、息苦しくなってきた。ミニマリストの皆さん、これ読んでいて大丈夫ですか?)。
買ったらすぐ彼のモノへの興味はなくなり、すぐ放ったらかし。置物もホコリが積もっていきますが、彼は掃除をしない人なのでその掃除やメンテナンスは全て私の仕事。

私が彼の家で同棲を始めた頃、置物がズラッと窓際に並べてあったのですが、ホコリが1cmぐらい(冗談抜き)は積もっていました。
自分の仕事の合間に掃除して片付けての繰り返しで、私のストレスはマックス。彼をよく知る友人達が家に遊びに来ると、「おお〜!きれいになった!いいね、いいね〜。みっきよく頑張ったな」と褒められていました(それほどヤバかった。彼の友人達には誰一人、不思議とマキシマリストがいなかったです。むしろミニマリストより。)
もう離婚して11年経ちますが、彼の家には未だに私達の結婚式(13年前)にいただいた贈り物、一緒に使っていたキッチン用品、家具や寝具、全てそのままです(その間、何人もの女性と彼は付き合っています)。私は彼を思い出すモノは、全て処分しましたけどね。
私の両親がプレゼントした絵もまだ飾ってありますし、思い出のある懐かしい服も着ています。
彼の家に行くと、時が止まったまま(共同親権をしているので、嫌でも行かないといけない時があります)。
マキシマリストの方からすると、モノを大切にして何が悪い?と思われますが、元夫の場合、上記の通り、モノを大事にしないですし、これだけモノが散らかっているので必要なモノが見つからず、よくモノを失くします。
そして、また新しく買い直す。この繰り返し(私といた頃は、私が片付けていたのでそれはなかったです)。
共有のスペースがどんどんモノで溢れていく毎日。もう歯止めがかかりませんでした。
私が何と言おうと全く聞く耳を持たないので、埒が明かない状況です。私が片付けたり、チャリティショップへ寄付しに行く傍らで、元夫がチャリティショップでまた別のモノを買ってくる。いたちごっこの7年間でした。
結論
どうでしょうか?皆さんなら、そのまま一緒に住めるでしょうか?
心の落ち着かない家。何だか心がザワザワする家。ホッとしない家。
もう相手のことが大好きで大好きでたまらないのなら、それぐらいのこと気にならないかもしれませんが、私達の場合は他の要因も色々あったので別れる=共生は不可能という形になりました。(モノが果てしなく毎日増えるというストレスは、離婚の原因の一つでもありました。)
まとめますと(まとめるのかいっ!)、マキシマリストの私物が共用のスペースまで侵略し、尚且、ミニマリストへの配慮と思いやりがない場合は、共生は難しいかなと思われます。
逆に、ミニマリストがマキシマリストにモノを捨てろ捨てろと強要するのも、マキシマリスト側からすると癪に障り、ストレスが溜まります。
ミニマリスト・マキシマリストに関係なく、お互いを尊重できない相手と一緒に暮らしていくことはちょっと難しいですね。
おそらくこういうご夫婦は大勢いらっしゃると予想していますが、皆さん我慢して暮らしているのだと思います。(皆さん、凄い!私にはその忍耐力なしです。)
再婚相手(10年目)は、仕事道具は必需品なので多いですが、私物は最小限です。私服の制服化もしていて、365日ほぼ同じです。どこにいても、誰から見ても、彼だとすぐわかります(いいのか悪いのかどっちなんだろう・・・)。
もし毎日の決断に疲れているようであれば、私服の制服化(同じ色やデザインの服を着ること)をお勧めします。時間・労力・お金の節約にもなります。

私もビジネスシーン以外では、毎日同じ様な格好をしています。パターン化しているので、フットワークが軽くなります。
以上、ミニマリストとマキシマリスト夫婦の共生は可能なのかどうかを、私の場合でご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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