海外に出稼ぎに出る日本の若者とNZの最低賃金

NZライフ

こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

最近よく見かけるこのニュース。

海外に出稼ぎに出る日本の若者について。

特にお隣の国、オーストラリアが大人気なんだそう。

皆様もご存知の通り、先進国の中で日本だけ、賃金がほぼ上がっていません。

日本の雇用体制には、賃金に年功序列部分が多く反映されているのがその原因の一つだそうですが、もし、今、私が日本に住んでいる若者であったのならば、きっと海外へ働きに行くかなと思っています。

未だ日本に根強く残る年功序列。

19年前、日本の大学を卒業後、すぐにニュージーランドで正社員として働き始めた頃、真っ先に気付いた日本との違いは、年功序列のない社会だということ。

それぞれ置かれている人の環境や状況によって異なるかもしれませんが、私の場合はそうでした。

何も経験がなくてもやる気と実力があって、経験を積んでいけば、年齢に関係なく昇進していける国。

会社のCEO、政治家、教育現場のトップに、若い世代がいるのは当たり前の社会。

当初、私の時給は8ドル代でした。今の換算レートで、672円(低っ!)。

ただ土日は、時給2倍、夕方6時以降は時給1.5倍になったので、コツコツ貯金節約生活しながら、22歳で元夫と共同名義で家を購入しました。

それと賃金引き上げの交渉も、自分から上司にするのがニュージーランド流。

これも人それぞれかと思いますが、ニュージーランド人の元夫に徹底的に教え込まれた(洗脳された?笑)お金の管理スキルの一つに、自分の仕事内容と賃金が見合っていないと思うのなら、上司に直談判しろというものでした。

で、これがニュージーランド方式だと思い込んでいた私は、何度も上司と交渉。

その結果、確か10セント単位で昇給したと思います(笑)。

微々たる賃金アップでしたが、それでも全体的に見ると、手取りは増えましたね。

2023年4月現在のニュージーランドの最低賃金は、22ドル70セント(1908円)です。

19年前に比べると、14ドル(1170円)は確実にアップしていることになります。

被雇用者にとっては有難いですが、雇用者にとっては頭を抱える問題でもあるのでしょうね。

ただ何と言ってもニュージーランドの物価は高い。

家賃も食料品も生活用品もガソリン代も外食代も何もかも高い!

日本の感覚で来ると、皆さん、びっくりされます。

なので、未だに時給8ドル代だったら、どんなに頑張ってもかなり厳しい状況です。

まとめ(笑)。

ニュースに使われている「出稼ぎ」という言葉、個人的にはあまり好きじゃないですが、日本の若者には、もっと世界に出て色々な経験をし、海外の良い面も悪い面を吸収して、日本の未来に貢献していってほしいと思います。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。