(写真:皆さんは上の道、下の道、どちらを選びますか?)
こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
本日は、離婚エッセイです。
私の経験を通して、離婚を本気で考えている方や結婚相手のことで今一人で悩んでいる方の力になりたい、一人でも多くの方に「離婚」という人生において、大きな波を乗り切っていただきたいという気持ちから書いています。
モラハラ、家庭内暴力など、一方的に精神的・肉体的苦痛を与えてくる結婚相手と我慢して一生暮らす必要は、ないです。
人生は一度きり。
それなら、悲しんでいるよりも、泣いているよりも、苦しんでいるよりも、怒っているよりも、悔しがっているよりも、私は皆さんに笑って生きてもらいたい。
ただそれだけです♡
元夫は一人で逃げた。夫は一緒に逃げた。
見た目も性格も考え方も価値観も、全く真逆の元夫と夫(再婚相手)。
気付けば、元夫といた期間と夫といる期間が同じぐらいになりました。
元夫と恋に落ち、彼を結婚相手として選んだ自分の選択は間違っていたのだと再認識するのは、同じシーンに今の夫と遭遇した時。
考え方も性格も自分とは違う相手と結婚したのは、完全に自分の責任。
恋は盲目と言うけれど、正にその通りであって、20歳目前の夢見る夢子だった私が夢から覚めた時、現実を思い知った。
けれども、もう後戻りはできないとしか思えなかった、頭がっちがっちの当時の私は、そのまま結婚をした。
何とかなると思っていた反面、何ともならないような気もしていた。
そして息子が産まれ、もうどうしようもならなくなって、30歳前に別居して離婚した。
人生はやり直しがきくんだなと強く思った。

相手が悪いのではない。自分が悪いのではない。
お互い間違った相手を選んでいただけのこと。
元夫と性格が合う女性も大勢いる。
なので、元夫と今付き合っている元夫の彼女が末永く一緒にいてくれることを心から望んでいる。
彼にも幸せになってほしい。

元夫と夫といた間に、ニュージーランドで大きな地震が2回あった。
人は、非常事態や究極の選択を迫られた時に、その人の本質が出ると経験上学んできたが、地震の時の二人の行動にも、やはり大きな違いが見られた。
元夫は、私を置いて一人で逃げた。
夫は、私と息子と一緒に逃げた。
朝方、大きな揺れが始まった時、元夫は物凄い勢いで何も言わず家の外に走っていったのだが、その間、ド近眼の私は、めがねを探すのに必死だったのである(笑)。
あれ?枕元に置いていたはずなのに、めがねないなぁ。
あれ?横に寝ていたはずの彼は、どこにいった?
と、めがねを見つけ玄関の方に歩いていくと、そこにヘラヘラと笑っている元夫が立っていた・・・。
この人は、これから何かあった時に、私を支えてくれないという予感はあった。
その後、ことごとく予感は的中した。
夫は、地震が始まったと同時に私と一緒に息子の部屋へ走り、何度起こしても爆睡している息子を抱きかかえ、一緒に玄関へと向かった。
この人は、いつでもどこにいても、私を支えてくれると思った。
その後、その予想は当たった。
私が住んでいた小さな町で、自分と似た考え方や感情を共有する相手と出会えて再婚できたのは、ラッキーだったとしか言いようがないが、考え方が違う相手を選ぶと、ここまでその後の人生が違ってくるのかということを学んだ。
人間なのだから考え方や価値観が違うのは当たり前のことだが、もし相手に思いやりの心がない人、優しくない人、自分の価値観が一番正しいと思っていてそれを押し付けて来る人、相手を尊重することができない人であれば、私は自分の生涯を共に生きることができない。
なぜならそれは、ただ相手の傲慢に付き合っているだけで、愛でも何でもなく「苦」でしかないのだから・・・。
人生は一度きり。
皆さま、良き出会いを。
つづく。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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(この記事は、2022年5月16日に初投稿しております。加筆・修正して再投稿致しました。)