奥さんに先立たれたご近所さんの淡い恋

人生山あり谷あり

こんにちは!みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

ここのところ、世の中、悪いニュースばかりですが、「何としてでも一度の人生、楽しく生きる」をモットーに、気持ちだけは前向きに明るく!を心掛けています。

暗い気持ちは周りに伝染しますし、暗くしていても、なにもいいことがありません。

辛いときにこそ、笑うしかない。

人生の良いことも悪いこともずっと続かないもの。そうやって肩の力を抜いて、生きるようになってから、私自身、楽になりました。

だからこそ、私はこのブログに、「この人、ウザっ」と思われても構わないので、日々の出来事(大変なことも)を「笑い」第一に、今後も書いていきたいと思います。

さて、本日は、私のご近所さんの新たな恋の話です。

春の花が咲きそろい、咲き乱れる花々を見ながら、私も、このような状況の中、トキメキと幸せを少し分けていただきました。

今回の恋の主人公は、以前、このブログに登場した82歳のご近所さんではありません。

82歳一人暮らしのご近所さんとの会話で
私の倍以上の年齢のおじいさん、何の接点もないおじいさん、ニュージーランド生まれのニュージーランド人のおじいさんとの会話です。

数年前、長年連れ添った奥さんに先立たれた70代のご近所さんです。

長い闘病生活の末、奥さまが亡くなった後、しばらくの間、彼は一人で喪に服していました。

彼の家のカーテンがずっと閉まりっぱなし。

それは何日も何日も続いていましたが、元々、アクティブな彼は、少しずつ元気を取り戻していくと、毎日、家を何度も出たり入ったりと忙しそう。

実は、数ヶ月前に、一人でまち歩きをしている途中のカフェの前で、彼の姿を発見しておりました。

いつもよりお洒落して、いつものようにジーンズのポケットに手を突っ込み、いつもと違う男っぽい笑顔(なんじゃ、それ?)。

おお、なんかいつもと違うと思い、横を見ると、女性の姿が・・・。

あ、これは恋ってやつだ。

と、思った瞬間、ほんの2、3m先にいた彼に「Hello!のハッ」まで言いかけていた私は、話しかけるのをやめました。

彼の眼中には、もちろん私は入っておりません。その女性だけですから。

家に帰ってきて、夫に「ウチのご近所さん、今日は女といたよ。あれは、絶対に恋だね。いつもよりお洒落してたもん」と、ゴシップおばさん、笑。(注:夫以外とは、ゴシップは話しません)

それから月日が流れ(数ヶ月)、そんなこともすっかり忘れていた時のこと。

朝、車で出勤した夫から、車庫を出た直後に電話が。

忘れ物?それとも、彼の両親が倒れた?なんて考えながら、電話に出ると、

「ちょっと、ちょっと、聞いてよ!ご近所さんがいつも座っているソファに、いつものように彼の頭が見えたんだけどね・・・・」

「それで?」

「もう一つ、髪の長い頭が、寄り添ってたよ。めちゃくちゃ距離近いから、あれは普通の友人じゃないね」

「ほお。それで電話してきたの?なんか緊急かと思って、一瞬、心の準備したんだけど」

「これだって、緊急じゃん。忘れる前に、すぐ伝えておこうかと思って」とやたらと興奮している夫。

それから更に月日が流れ(数週間)、夫と家を出た瞬間に、ばったりご近所さんと遭遇。

その女性も一緒に彼の家から出てきたのですが、彼女は彼に別れを告げると、素っ気なく去っていきました。

彼が、彼女を私達に紹介したそうなのは、明らかだったのですが、彼女は恥ずかしがり屋なのか(それとも、どうでもよかったのか、笑)、笑顔一つなく、その場を離れ、彼はちょっと気まずい雰囲気。

彼女とも(きっといつものように)熱情的な別れをしたかったのだと思うのですが、ご近所さん(私達)にも挨拶をしなければならない。

遠ざかる彼女をチラチラ見つつ、私達にも満面の笑み。

私は、内心、ハラハラしながら、「Hello!」と挨拶をしたのでした。

恋するって、たーーーーいへん。

ね、みなさま、そうですよね?笑。

こんなに早く彼に春が訪れるとは・・・。

でも、夫は前々から「彼は男前だし、フレンドリーだし、ジェントルマンだし、きっと新しいパートナーができると思うよ」とは言っていました。

相手の女性も、彼と同じぐらいの年齢です。彼女も彼に出会うまで、色々あったのでしょうね。

陰ながら、お二人の恋を応援しています!

ということで、本日は、お節介なみっきおばちゃんから、ご近所さんのラブストーリーをお届けしました、笑。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

いつか彼女を紹介してくれる日がやってくるのかなぁ。

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