こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
人生振り返ってみると、良い出会いも良くない(?)出逢いも突然やってくることって多いような気がします。
もしあの時・あの場所にいなかったのなら、あの人に出会わなかったというシーンは私の中で何度もあります。
その一つが元夫との出会いでしたが、それはまた今度!
心が温まる出逢い
数日前、朝から久しぶりの冬晴れで清々しい気持ちだったので、いつもの朝散歩では行かない公園へ足をのばして行ってきました。
植物が多いその公園は、いつ行っても飽きません。四季折々の草花や木々が、季節によって全然違う表情を見せてくれるからです。コロナ禍前までは、こうやって自然を楽しむ心の余裕がなかったですけどね〜。
花々が咲いていたので写真を撮っていると後ろから「本当にこの花、美しいよね〜!」とハリのある声が聞こえてきました。

そこに立っていたのは、背筋ピーンとしたショッキングピンクのセーターに薄い色のジーンズ、スニーカーに、白髪のお団子ヘアの女性。見るからに太陽のような元気いっぱいのその御方は、おそらく70代後半ぐらいでしょうか?
私が昔、元夫と一緒に飼っていた犬にそっくりな犬とお散歩中のようでした。
その女性とそのお花にまつわる幼少時代の話や、お互いの出身地など当たり障りのない話をしてから「Have a great day!」とお互い言って別れました。
ニュージーランドの小さな町に住んでいると、こうやって初対面の方でも昔からお互い知っていたかのようにお話できることが、日本の大都会で育ってきた私にとって何だか不思議で心が温まる時間です。
さっきまで知らなかった女性と語り合う
その後、同じ公園で再びその女性とばったり(同じ公園内を二人ともぐるぐる歩いているので、会う確率は100%)。
すると「向こうの日陰のベンチに朝からお酒飲んでいる人から気をつけて」と教えてくれました。近年、私が住む小さな町でも心が荒んでいる人をよく見かけるようになってきました。これまたコロナ禍の影響でしょうね。
そこからまたその女性と立ち話。もう立っているだけではもったいないので、一緒にウォーキング(笑)。犬は嬉しそうに私達の周りを走り回っています。

彼女と話せば話すほど、どんどん深〜い話になっていき、コロナ禍や人種差別、今後の世界情勢(主に台湾や中国のこと)、普通、初対面ではタブーで話さない政治の話にまで及びました。
さっきまで知らなかったその女性、しかも私より30歳以上の大先輩でお孫さんも何人もいて、人種も生まれ故郷も育ってきた環境も全く違うけれど、同じ様な考えを持っていて政治の話で盛り上がっているのがまるで嘘のよう。
こうやって出会いはいつも突然にやってきます。
そして最後に言った彼女の言葉
二人とももっとお話をしたかったのですが、お互いすることがたまっていたので今度こそは本当にお別れすることにしました。犬もいつもよりめちゃくちゃ長めのお散歩で大喜び。
そして彼女が最後に言った言葉。
「Don’t worry! 私はもう死んでいくだけだけど、あなたみたいにちゃんとした若い人達がいるのだから、大丈夫。心配しないで、何とかなるよ!」
彼女のDon’t worryには、これまで生きてきた彼女の人生そのままが表現されているような、そんな気がしました。
言葉の重みを感じた朝。
良い出逢いができた朝。
皆さんの朝は、どうでしたか?
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色々あるけどdon’t worry♡