コロナストレスで倒れた夫。生き方を考え直して、みえたこと。

NZライフ

こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

数年前、突如始まったコロナ禍で、今までの生活を覆され、職を失い、健康を失い、大事な人を失うなど、世界中のどこかで毎日悲しいドラマが繰り広げられているのだろうと思います。(クソコロナめっ!)

夫も私も不透明な将来への不安が増え、衛生観念と危機管理が真逆の元夫とのコロナ禍での共同親権はストレスの毎日、日本の家族と会えない寂しさなど、やはりコロナ禍前の人生とは違った人生を送っています。

夫が倒れた

コロナ禍真っ只中の去年(今もですが)、夫が倒れました。

かかりつけ医に診てもらうと、命に関わる前兆かもしれないので即救命救急センターへ行けと言われ(あわあわパニック)、私はブルブル震える手で車のハンドルを握り、放心状態の夫を連れ救命救急センターへ行きました。

しかし、検査をしてもらいましたが原因不明。未だに精密検査待ち(もう8月!マジかっ)で、薬を飲みながら痛みと共に生きています(ニュージーランドあるある)。

おそらく、それまで溜まっていたコロナストレスが原因で起きている症状だと思っているのですが、「健康に生きていられるのは当たり前のことだと思うなよ」とガツンと言われたような気がしました。

その時、私は夫に「もし余命数ヶ月だとしたら、今、一番何がしたい?」と尋ねると、「家族で旅行がしたい。色々な所へ行って、思い出が作りたい。」と即答。

私ももし余命数ヶ月で、まだ動けるようなら同じように答えると思います。

それから、いつ何があってもいいように、後悔しない人生を送るのにはどうしたらいいのか、と私達は今後の生き方について考え直し始めました。

生き方改革

命の時間は限られているのだと再認識した時に、私達にとって何が一番重要なのかをよく考えると、次の答えが出ました。

1、前々から挑戦したいと思っていたこと、ずっと先延ばしにしていたことをする。

2、一緒にいてストレスがたまる人と無理に付き合うのをやめる。

3、今後ストレスになるであろう仕事は、いい顔して引き受けないで最初から断る。

4、していて楽しいこと(趣味・仕事など)をする時間を増やす。

健康な心身があっての命なのに、身を切り詰めてまで、心身をすり減らしてまで、倒れるまでお金を稼ぐことに意味があるのか。

倒れて死んでしまったら、それまで。

死んでしまったら、人生のやり直しはできない。

働き方や仕事内容を改め、これまでの年収をなるべく落とさないようにストレス源になっていた仕事(自分達に合わない仕事)に見切りをつけ、ストレスにならない仕事(自分達の特性をいかせる仕事)の量を増やすなどしました。

仕事の調整は勇気がいることでしたが、健康を第一に考えると他の選択肢は考えられませんでした。

今を精一杯生きる

祖母の死をきっかけに自然の中を家族で歩き始めてから、本当の幸せはお金で買うモノからでは得られないことをつくづく感じています。

人の目を気にしてお金を費やしてきた見栄やプライドは捨て、心の底から充実感や達成感を味わえる経験や思い出に働いたお金を費やすようになりました。

とにかく自分が幸せだなと思える時間を増やすこと。

生き方をシンプルにすればするほど、生きる上で大事なことの優先順位がはっきりして、それまで抱えていたストレス源は減り(元夫とのストレスは一向に減りませんがね・・・やれやれであります)、生活の質が上がり、モノに幸せを求めなくなった結果、余計な出費が減ったというプラスなサイクルになりました。

「人生100年時代」は夫と私には関係なく、後何十年も生きれるという甘い考えは捨て、いつ死ぬかわからないという気持ちで、今を精一杯生きるのが私達流の生き方です。

人は死を身近に感じた時、命の時間は限られていると気付かされます。ならば、残された時間をどうやって生きていきたいのか?

それを考えれば、人生で一番大事なことがみえてきます。

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