NZ初キャラバン車中泊は、想像以上にハードだった

キャラバン

こんにちは!無理せず楽しく生きるNZ Life♪にお越しいただき、ありがとうございます。

長年、夢見ていたキャラバンの旅。

マイキャラバン(40年の中古品)を購入した時、4畳半ぐらいの大きさにソファ兼シングルベッド(より小さいの)が2つ、折りたたみテーブル、極小の鏡付きワードローブ、キッチン、冷蔵庫、棚が沢山ついていました。

本当にベーシックな作りです。

シンプルでミニマルライフを目指している私達にとっては、十分な設備。

外と中のペンキ塗り、壁を全部剥がして断熱材を入れ、新しい壁をつけたりなどはしましたが、レイアウトはまだ同じまま。

元々2人用でしたが、3人用に変更・登録手続きをし、就寝時に2つのシングルベッドの間に板を置いて、息子用のベッドを設置しています。

改造前
改造後

将来は、オフグリッド(自家発電)を目指していますが、まだソーラーパネルやポータブル電源を設置していないため、電気に接続できないキャンプ場の車中泊では、電気は使えません。

電気のない生活。

ま、ちょっとした停電、山の中のテント泊だと思えば、どうってことない(笑)。

携帯を充電するのには、走行中に充電、もしくはモバイルバッテリーで充電、照明もモバイルバッテリーで使えるのを使用(ヘッドライトも)。

ま、一泊二日ぐらいなら、どうってことないでしょ(笑)。

ちょっとしたサバイバルだと思えば、楽しいはず!

まだ4月中旬で秋だし、そんなに寒くないので余裕、ヨユー。暖房なくても全然ヨユー。

お日様がガンガン出ている時は、キャラバン内は暑すぎて汗だく。

息子も半袖一枚で、サンシェードをしていたくらいでした。

外にはキャラバンに取り付けるオーニングと簡易トイレを設置し、椅子を準備。

夕日を眺めながらワインを飲み、「ここまでの道のりは長かったね〜」と感動の祝杯をあげました。

これぞ正に夢見ていた光景。

新しい土地で自然に囲まれ、家族と過ごす楽しい時間。

その後、憧れていたキャラバンでの自炊晩ごはんも堪能し、3人でトランプしたり、それはまあワクワク、楽しいったらありゃしない時を過ごしました。

ご飯を炊いているところ

それが日が沈むと・・・

想像以上に冷えてきました(さすが一日に四季があるニュージランド)。

これまで私は、過酷な雪山のテント泊の動画とかを沢山観てきたので(笑)、ま、これぐらい大したことはないと思っていたのですが、普段暑がりの息子がダウンジャケットを着ていたので、よっぽど寒かったのかな。

それでマイナス10度ぐらいまで対応しているモコモコの羽毛の寝袋で寝に入ったのですがね・・・。

夜中、頭が冷えて目が覚める。

冷えてる外のトイレもかなり厳しい。

で、一睡もできないまま朝を迎えると、息子「頭が痛い」と(汗)。

顔色も悪く、寝る直前まであんなに元気だった息子がだるそう。

それから一旦頭痛も治まったのですが、再び頭痛でダウン。

実はその日にキャンプ場でイベントがあり、そのために前泊して現地入りしていたのですが、朝食を食べてから、色々と片付けて速攻で帰宅しました。

幸いにも家から車で30分の所だったので、すぐ家に到着(夫は元気満々)。

「もうキャラバン旅行に行きたくない」と息子に言われないように、次回から寒さ対策をどうにかしなきゃ。

それと結露問題。

窓や窓枠の結露ならまだわかるのですが、棚の中の天井に結露がたっぷり・・・。

ぎょえー。想像外。

これもなんとかしなきゃ。

それと帰宅してから、結露でびしょ濡れのオーニング類を全部干したり、しまったりする作業も結構な仕事。

それに加えて、使った水(キッチンからの排水)やトイレの排泄物処理など、キャラバンライフは想像以上にすることがあって大変なのを学びました。

4畳半で3人と犬一匹で生活するというのも、普段の生活に比べるとかなり密過ぎて衝撃的。

(↑初キャラバン車中泊の最初の訪問客)

とにかく家って本当に便利だと再確認しました。

蛇口ひねれば水はいくらでも出てくるので、水量は全然気にしなくてもいいですし、トイレもボタン一つで流れ、排泄物とは一瞬でさようなら。

電気がすぐ使える環境もめちゃくちゃ有難い。

当たり前だと思っていた家は、本当に贅沢な所なんだと家族3人で学ぶ良い機会となりました。

ということで、問題点と改善点が山積みのまま、めげることもなく次のキャラバン車中泊へ3日後レッツゴー!した私達。

それからまた4日後にレッツゴー。

あんなに憧れていたキャラバンライフの現実を知り、想像以上にハードでしたが、再び挑戦すると、楽しい未来しか待っていませんでした。

さっ、次はどこへ行こう?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!