生きているっておもしろい。

small happiness 人生山あり谷あり

こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

雨、雨、雨。

私が住むニュージーランドも、ずっーと雨です。

雨の日

どんより雲の雨の日は、どうも気分が上がりません。

洗濯物も乾かないし、傘を持たなきゃいけなくなるので荷物は増えるし、道路は渋滞するし、滑りやすくなる足元にも注意しながら歩くので(実際、雨の日に見事にツルッと滑って転んで大怪我したので、それ以降足元にはかなり気をつけてます!)、いつもより時間と労力と神経を使います。

でも、雨の日で何も用事がない日に一歩も外に出ず、雨の音を聞きながら、家に引きこもるのが大好きです。

本を読んだり、映画を観たり、旅行の計画を立てたり・・・ただ自分の思うまま家族とダラダラと過ごすのが大好き。

そして、家にある食べ物を漁って食べるのはもっと大好き(笑)!

贅沢な時間です。

ささやかな幸せが、家で過ごす雨の日にあります。

人間の本当の幸せって一体なんだろう?とつくづく思う今日この頃。

3年前ぐらいの夏、私が住む地域では長い間全く雨が降らず、山火事が多発し、節水が呼びかけられました。

その時、「雨よ降れ」と毎日毎日強く思い、雨がとても恋しくなりました。

庭の芝生はカラッカラッに乾き切り、乾季のサバンナの草原のよう。

土埃の積もった車も、いつものように水をかけて洗車ができず、固く絞った雑巾で車体を拭くと、案外きれいになって、今まで結構水の無駄遣いしているのだなと気付いて反省。

ミニマル思考の私は、出番の少なくなったフォーマルなレインコートを処分しようかとも思っていました。

それから数年が経ち、今度は雨ばっかり。

生き残ったそのレインコートが今じゃ大活躍。捨てなくてよかった!

雨が多すぎて、河川は氾濫し、浸水被害、土砂崩れ、地滑り、橋や道路が崩壊し、今現在、ニュージーランドの南島では孤立している町もあります。

雨が少しあがってハイキングや旅へ出かけると、至る所で土砂崩れ。

地盤って、結構思っているよりも弱くて、こんな時、地震があったら一発で大変なことになるなと思いました。

そして、いつも簡単に横切っていた小さな小さな小川が、増水し氾濫していて物凄い勢いで流れていたのを見た時、自然の脅威を身をもって感じました(結局、来た道を引き返しました)。

毎日、小さな発見の連続。

地球規模の環境破壊や火山活動なども関係していると思いますが、本当に自然も天気も気まぐれだなと思ってしまいます。

と同時に、人間の感情も心も、時に気まぐれなのかなぁとも思います。

晴れた日の散歩は、気持ちが晴れ晴れして気分爽快ですが、土砂降りの日の息子の習い事の送り迎えは正直言って面倒くさいです。

雨が好きじゃないと言いながら、雨が降らなければ「雨よ降れ」と思うし、雨ばっかりなら「早く雨止まないかな」と思う私は、無い物ねだりの典型的な心理状態。

先日、雨がやんでいる間に散歩へ行ってきました。

そこは白い霧に包まれた幻想的な世界で、海に囲まれたその半島は普段なら遠くに山や道路や住宅街が見渡せるのですが、その日は何にも見えませんでした。

ただ波の音、車の音、かもめの音しか聞こえず、幻想的であると同時に不気味でもありました。

そこにあるものが目の前にあるのに何も見えなかったからこそ、私のイマジネーションとインスピレーションがより一層深くなりました。

霧に包まれた中、船が何艘が見え隠れしていたのですが、それはあたかも深い谷の中に海賊船が息を潜めて待ち構えているよう。

パイレーツ・オブ・カリビアンの世界。か、フック船長の世界。ピーターパン早く助けに来て!

考えれば考えるほど、どんどん楽しくなっていきました。

霧に包まれた中、どこかのおじいちゃんがゴミ拾いをしていました。

私達に気付いたおじいちゃんは、笑顔で「ハロー」と言ったので、世界にこういう優しい人たちがいることを忘れちゃいけないと思いました。

心がじわじわとほんわりと温かくなるのを感じました。

霧に包まれた中、水鳥、二羽が水辺で餌を探していました。

一羽は、水の中に頭を突っ込みながら進み、もう一羽はそれに伴走するように横にピタッとくっついて進んでいて、

夫は、「まるで夫婦みたいだ。片方が片方を見守りながら、助け合って餌探しをしている。かわいい」と言い、

私は、あれは夫婦なんかじゃなく、水の中にいる鳥が仕留めた獲物を、もう一羽が横取りしようとして、ただ付け回しているだけだと内心思ったのですが、そう夫には言わず黙っておきました(笑)。

同じものを見ても、人間によってこうも捉え方が違うのだなと思った瞬間です。

(四つ葉のクローバーあるかなぁ)

霧のおかげで、その日は朝から色々なことを考えることができました。

半島一周だけでは物足らず、もっと考え事をしたくなった私はもう一周しようと夫に言うと、夫はいいよと言って、今度は反対回りで一周。

いつも思うのですが、歩いてきた道を反対方向から前に進むと、目の前には全然違う景色が広がり、同じところを歩いているようには思えない錯覚に陥ります。

新しいものが目に入る。さっきもそこにあったはずなのに。ただ気付かなかっただけなのかな。

物事を違う方向から見たり・考えたりすると、新しい発想や世界が広がるのと同じ感じです。

毎日、小さな発見の連続。ささやかな幸せの連続。

生きてるっておもしろいですね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2周目をした頃には霧も晴れてきて、全然海賊船じゃなかったことが判明。これが現実世界(笑)。

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