(写真:歩いて辿り着いた砂浜から無人島を眺める夫)
こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
気付けば、南半球の孤島(?)ニュージーランド生活も18年目になりました。私の人生の約半分は、ニュージーランドに住んでいることになります。
お陰様で(?)、私もニュージーランド人化している面も多く、本人としてはニュージーランド人の中にいても馴染んでいる気持ちでいるのですが、夫(ニュージーランド人)からしてみると、私の格好や見た目は超アジア人だそう(そりゃそうだろ)で、先日そう言われてかなり衝撃を受けました、笑。
気持ち的には生まれも育ちも生粋なニュージーランド人な時もありますが、それでも未だに南半球の国ならではの特性に不思議な感覚を持つことがあります。
季節感
北半球と南半球の季節が真逆なのはご承知の通りかと思います。またニュージーランドにも日本同様、春夏秋冬の四季があります。
先日、母と久しぶりにビデオ通話をした時、画面に写った私を見て母が「おっ、みっき。暑そうだね(今、ニュージーランドは真冬)」と言われ、思わず吹き出してしまいました。
さっ、何ででしょうか?(ヒント:画面に写っている母は、超薄着)
そうなんです。私は寒がりで室内でもダウンジャケットを着ててモコモコしていたので、猛暑の日本にいる母から見ると、ダウンジャケットを着ている私はめちゃくちゃ暑そうに見えたのだと思います。
ニュージーランドが暑くなると、日本は寒くなり、日本が暑くなると、ニュージーランドが寒くなるっていう自然界の法則が、この18年間で面白いように感じますね。
最近、日本もニュージーランドも同じだなと思うのは、豪雨が多いこと。どちらの国でも、土砂災害や河川氾濫などの被害が多いですね。本当に困ったものです。異常気象でしょうか?
桜の時期
ニュージーランドの9月に咲く桜、未だに不思議な感じで何だか中途半端な気がしてます。
日本の桜の季節と言えば、3月4月の卒業式や入学式・入社式シーズン(年度始めのあの新しい生活がスタートするっていう感じ)に、桜の咲く下で写真を撮ったり、お花見をしたり、桜吹雪の中を歩いたりというのが、ザ・桜!ですよね。

ニュージーランドの9月は、学校3学期目の後半(ニュージーランドは4学期制)で、いつの間にか桜が咲いてて、咲いたと思ったら、雨で散っちゃった・・・みたいな感じが多い気がします。
各都市で、日本人会が主催する桜まつりもありますが、天候が不安定な時期でもあり(最近、年中不安定)、私が住む町ではよく延期もされます。(コロナ禍で中止にもなったりしています)
クリスマスとお正月
次が、真夏のクリスマスとお正月!だいぶ慣れてきましたが、未だに不思議な感じがします。
ニュージーランドも12月に近づいて来ると、あちこちクリスマス仕様になってきますが、サンタさんと言えば、真っ白な北極圏から来たイメージ(というか、事実そう)ですよね。それがニュージーランドのサンタさんの絵で、水着を着ているのを初めて見た時はびっくりしました。これぞ、カルチャーショック!
そしてクリスマスと言えば、ホワイトクリスマス。日本では、「寒い寒い」と言ってカップルが寄り添うロマンチックなイベントでもあり、家族も寒い中ケーキを買ってきたり、ご馳走食べたりだと思います。
一方、ニュージーランドは真夏。こんな暑い中(と言っても日本のような暑さではない)、夫には近寄らないでって言いたくなりますが(近寄ってきませんけど、笑。ソーシャルディスタンス!)、クリスマスは国内外の家族が集まる一大イベントです。
全国のスーパーも閉まりますし、クリスマス当日はどこの販売店もレストランも閉まっているので町中は静まり返っています。日本とは全然違いますよね!

そして家族で過ごすクリスマスが終わると、次のイベントは大晦日。大晦日は、各地で年越しライブやイベントで大盛り上がり。花火も打ち上がったりとお祝いムード最高潮です。お酒を飲んで暴れる人も増加するので、警察官は大忙しです(ご苦労様です)。
コロナ禍前までは、夫も年越しライブの演奏の仕事で毎年家にいませんでしたが、ここ数年は自宅で映画を観たりして寝ないで頑張り、日付が変わった瞬間に「ハッピー・ニュー・イヤー!」と言って、速攻で寝ます。我が家のお正月感は、ゼロですねぇ。新年の抱負を家族3人で語り合うぐらいでしょうか。
南半球とは関係ないですが・・・
南半球とは全く関係ないのですが、年2回(4月と9月)に自分で時計の針を一時間ずらすサマータイムにも未だに不思議な感覚を持っています。サマータイム制度のない日本で育ってきた私にとって、自分で時間を変えること自体が凄いなと思ってしまいます。
一時間多い日は、体内時計が狂い、時差ボケしているようで一日が物凄く長〜く感じますよ。
前に飼っていた犬にはサマータイムとか関係ないので、いつもと同じ時間に「ごはんちょーだい!」とお座りして催促されましたが、サマータイムに合わせ、犬のご飯の時間も一時間ずらしていたので、犬側としては慣れるまで不服そうでした(犬の気持ち、よくわかりますけどね)。
以上、本日は南半球に長く住んでいても、私が未だに不思議だなと感じていることでした。
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