こんにちは!みっきおばちゃんのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
さて、ついていない旅。本日は、後編です。
トイレットペーパーないよ事件から始まり、楽しみにしていたウォーキングコースが水没して歩けないよ事件が前編でした。

その後も次から次へとついていないハプニング続出!
さっ、みっきおばちゃんファミリーは無事に宿まで辿り着けたのでしょうかっ?!
第二章:マジかっ!
夫の提案プランBで、その日泊まる予定の町まで迂回ルートで行くことになりました。
プランA のウォーキングコースは、予定で2、3時間だったので、それがなくなり時間たっぷり♡
本来ならば30分で到着する町まで、グネグネ山道を数時間かけて行くプランB。
息子と私が車酔いしないかちょっと心配でしたが、ま、しょうがない。こういう時ぐらい、夫の好きにさせよう(笑)。
その山道コースを行く手前に、荒波を一望できる絶景ポイントがあるのでそこに寄ることに。
砂利道を減速して運転していると、対向車線から車が来ました。
すれ違いざまに運転手のお兄さん、イケメンだなぁと眺めていて、お兄さんが腕で何かをもちあげた瞬間。
バーンッ。
私はとっさに目をつぶり、耳をふさぎ、ぎゃあああ〜と叫びました。
今まで聞いたこともない物凄い音が車中に鳴り響き、一瞬何が起こったのかわかりません。
目を開けてみると・・・。

なんじゃ、こりゃ。
私達は、撃たれたのか?
と思ったら、夫が「石が飛んできた」と。すれ違いざまの車の跳ねた石ころが、フロントガラスに直撃した模様。
なんてグッドタイミング(涙)。
しかももっと運がいいことに、運転席の方ではなく私が座っていた助手席側のフロントガラスど真ん中に当たったようで、私の目の前の視界には、銃で撃たれた様な景色が広がっていました。
物凄い音に、それからしばらくの間、夫も私も耳鳴りが止まりませんでしたが、息子は全然オッケー。やっぱり若いのね、息子は(関係ないか)。
ニュージーランドで18年暮らしてきて、これまで何度かフロントガラスに石ころが当たってひびがはいったことはありましたが、今回のは特大サイズ!超ラッキー。
そのまま走って、荒波の絶景ポイントに到着。

私の心も荒波だ。荒れておる。ザブーン。
そこで、夫が車のディーラーや保険会社やガラス屋に電話してくれ、指示をもらい、とりあえず一段落。そして深呼吸。ふぅ〜。酸素吸いすぎないように注意。二酸化炭素吐かないと過呼吸になるからね。
ま、内側のガラスまで到達していなかったのが不幸中の幸い。
夫が昔の車だったら、ヤバかったと言っていました(夫はその経験をしたことがあるそう)。
でも、何だか私の心はモヤモヤ〜。ザワザワ〜。
このままグネグネの山道コースを何時間も行っても大丈夫なのだろうか?
という私の心配をよそに、夫は大丈夫だと自信満々。
なので、慎ましい嫁(ホントかよ)は、夫の言うことを素直に聞き、そのままグネグネ山道コースに行くことになりました。
大丈夫かな・・・ドキドキ。
最終章:あははは〜。
さっ、気を取り直して、前に進むしかありません。人生とおんなじです。はい。
荒波の絶景ポイントの駐車場を出発し、ひび割れたフロントガラスを眺めながら次への目的地への旅が始まりました!
イエーイ!
と思ったのも束の間(ホント、1分ぐらい)。
おっ!4つ目のついていない出来事にまたまた遭遇。

この先、通行止めのサイン!
あははは〜。
もう家族3人で笑うしかありませんでした。(笑う門には福来るってか)
おそらく降り続いた雨で土砂崩れでもあったのですね。この先、ガチ山道ですから。
これまた、朝出発前に、念の為(わたくし・念の為女←しつこい)、道路状況を確認していたのですが、この区間の通行止めは出ていなかったのですよね。きっと、確認したのが早すぎたのかもしれません。
一日でこんなについていない旅って、あっただろうか。いや、ないよな。
ま、でも、グネグネ山道を行かなくてもよくなったので、結果オーライと内心ガッツポーズだった私。
「次は何?死ぬ?私達は、無事に宿まで着けるのかね?」と言うと、息子も夫も「ホントだねー」と。
そして、夫が「よしっ!次は、プランCだ!プランBも無理なら、プランC!正規ルートで目的地の町まで行こう!」と言うので、いくら念の為女でも、生まれてこの方、プランCまで予定立てたことないっす。
・・・。
それから30分後・・・。
・・・。
無事、目的地の町へすーんなりと到着。2時のチェックインまで1時間もある、さぁ、どうしよう。
もう、夫も私も精神的に疲れてしまい、自然の中を歩く気力もないし、どうすっかね。気力・体力あり余っている息子もいるし・・・。
とりあえず、眺めのいいところまでドライブして、持参した甘い物食べて心落ち着かせ、休憩。
こういう時は、甘い物食べるに限りますね。
景色見ながらおしゃべりしてたら、あっという間に2時になったので、2時ピッタリにチェックインをし、それから一歩も外に出ず、残りの時間を宿で過ごしたみっきおばちゃんファミリーでした(笑)。
完

翌日
ここ最近、ようやく旅先の宿でも眠れるようになってきたみっきおばちゃん、40歳。
結構、ビビりで神経質な私は、旅先の宿ではこれまで眠れないタイプでした。
横で、夫と息子がグースカ寝てるのがいつも羨ましいと思っていたタイプ。
小さい頃も、母と父がグースカと先に寝てしまうので、ちょっと怖くて眠れなかったタイプ。
今回の旅では眠れたので、気分爽快で新たな一日をスタート!
昨日までのことはなかったことにして、車に荷物をつめ、いざ出陣!
・・・。
おおっと。忘れてた。ひび割れたフロントガラスの景色。
ま、いいっか。
残りの旅を楽しもう!
今度こそ、おしまいです。
完。
私達の「ついていない旅」を最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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旅にハプニングはつきものですね。
でも後になっては、いい思い出。笑い話。
だからこそ、旅は面白くてワクワクしてやめられないです。