私の周りの成人男性は、全員私より年上です。
夫も元夫も友人も犬友もご近所さんも仕事相手も、みーんな41歳以上90歳未満。
ここ最近、話した若い男の人と言えば、12歳の息子の友達、笑。
もう長いこと、20代と30代の男性とは話をしていないかも・・・。
だからと言って何一つ文句はございませんが(ほんとですよ〜)、先日、2日続けて2、30代ぐらいの男性に話しかけられ、気分がめちゃくちゃアップしたのであります(←単純な女)。
1日目
日課のまち歩き途中、通行人の邪魔にならないよう、片隅で携帯をいじっていた時。
前方から大きなヘッドホンを首にぶら下げた爽やかお兄さんが、ニコニコして歩いてきました。
何でこんな笑顔いっぱいで私を見ているのか、疑問に思っていると・・・
「ポケモン、ここにいるよ!ほら!」と言って携帯画面を見せてくれるお兄さん。
「えっ?あ?えっ?」突然で意味さっぱりの私。
「Pokemon GOやってるんでしょ?」
「あ、違います、違います。メールの返事を返してだけで、Pokemon GOじゃないです」
「そうなんだ~、ごめんね」と若いお兄さんはサラサラの金髪ロングヘアをかきあげながら、笑顔で軽やかに去っていきました。
一瞬のことでしたが、おばちゃんの気分アーーーップ⤴
えっ?それナンパじゃないでしょ?と思った皆様、2日目もありますので、続きをお読みください、笑。
2日目(皆様の期待は裏切りませんよ!)
朝早く犬の散歩に出かけた時に、すれ違った男性。
映画「トップガン」のトム・クルーズがかけていたようなかっちょえーサングラスに、全身黒でスタイリッシュなお兄さん。
その彼が通り際に、こっちをチラチラ見てたんですよね。
ちょっと危ない人かもしれないので、その人とは反対方向を歩いていきました。
が、また別の所で遭遇。
しかも今度は満面の笑みで近寄ってきました。
ムムムッ・・・・。

「すみません。あなたはポッサムについて知っていますか?」と、唐突に予想外なことを聞いてくるなんちゃってトム。
(注:ポッサムとは、夜行性の樹上動物で和名はフクロギツネ。外来種で、ニュージーランドの原生林や在来動物に深刻な被害を与えているため、害獣として駆除されています。)
「はっ?」(←この人、何言ってるんだろう?頭、大丈夫かなと思っているみっきおばちゃん)
「あそこの木の穴に怪我したポッサムが隠れているんですけど、あなたはポッサムのこと知ってますか?」
「知ってますよ。害獣なんで、国で駆除してますよね?(と一応、まともに答える)」
「ぼくは、悲しいです。どうしたらいいのでしょう?」
「(ヤバいな、この人。でも、一応その穴を見てみる)ホントだ!動いてる!」
「でしょ?何でこんな街の中にポッサムがいるのかな・・・」
「近くの森から来たのかもしれませんね。それでは!(早く逃げたい)」
「あ、あのう、あなたはどこから来たのですか?」
「日本です」
「コンニチハ。ボク、ワカリマセーン!」と突然日本語を話し出したなんちゃってトム。
「おっ!日本語上手ですね。日本語話せるのですか?」(←余計なことを聞いてしまった)
「日本で働きたくって、日本の会社に応募したところです。(←実は、ちょっと前に知り合った犬友から、日本の会社に応募したという男と道端で話したという情報を仕入れていたので、この人だとすぐ分かりました)
そこからなんちゃってトムに、根掘り葉掘り色々な質問をぶつけられたみっきおばちゃん。
「何年、ニュージーランドに住んでいるのですか?」
「どれぐらいの頻度で日本に帰るのですか?」
「日本とニュージーランド、どっちが好きですか?」
そして最後に来た質問が・・・・・
「失礼ですが、ご結婚はされてますか?」
ほっ、ほら!これをナンパと言わないで、何と言う?笑
「はい、してます。子供もいます」
「そうですか・・・(悲しげなトム←私の勝手な想像。とんだ勘違い野郎)」
「それでは!ポッサム、お大事に!日本でお仕事決まるといいですね!」
「ちょちょっと待って。ぼく、日本語教室に行きたいのですが、この町では教室が見つからなくて・・・誰か日本語を教えている人知りませんか?」
ちなみに、この会話の間、愛犬は私ではなく、なんちゃってトムの足元に身を任せてちょこんと座っていました。
赤の他人にこんなに懐いていた愛犬を見るのは、初めて。犬には、いい人が分かるのでしょうか?
私も日本語の先生を知らなかったのでトムの力にはなれませんでしたが、もし私がもっと若くてシングルだったら、「じゃあ、私が日本語教えましょうか?」となっていたのかも・・・・
と一瞬考えてしまいました。

その日、仕事から帰ってきた夫に「聞いて、聞いて!今日も、若い男の人から話しかけられたよ!」と言うと、夫はなんて言ったと思います?
「僕も犬と散歩してたら、若い女の人から話しかけられるかなー」
ですって。
というか、実は夫も、既に素敵な女性の犬友ができているんですよ。
昨日なんか、その女性に犬のオヤツまでお裾分けしていただいたみたいで、ご機嫌で帰ってきました。
犬を通して世界は広がるばかり。
話はそれましたが、久しぶりに若い男性に話しかけてもらえたおばちゃんは、ただ嬉しかったという、どうでもいい話でした、笑。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
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