自分が母親というものになってから、自分の母親の気持ちが少しはわかるようになった。
この40年間、私は母に心配をかけっぱなし。
ニュージーランド人の元夫に日本で出会い、大学を卒業と同時に私は日本を離れた。
そして、そのままニュージーランドに住みついてしまったのは、きっと母にとっては想定外だったのかなと思う。
それから結婚、出産、離婚、共同親権、再婚とこの18年間で一通り(?)経験することになったが、その間ずっと母は、遠く離れた日本から「次は何?」とハラハラしていたに違いない。

私が親として悲しいことは、
自分の子供が自ら命を絶つこと、
子供が誰かを傷付けたり、騙したり、攻撃したり、何かの加害者になること、
子供が幸せでないことだ。
裏を返せば、子供が幸せであればそれでいい。
人様に迷惑をかけないで、何らかの形で自分以外の人や動物でも自然でも何でもいいから、助ける人間になってくれれば、それだけで十分(←あ、結構、欲張り?)
もし息子が仕事で成功しても、億万長者になっても、息子の心が病んでいたら、私は悲しいし幸せになれない。

それと、将来、息子が愛する人は男でも女でもどっちでもいいと思っている。
息子が幸せなら、それでいい。
夫も同じ考え方。
息子が選んで決めた人生は、応援したい。
大人になった息子に、私達がとやかく言う必要はない。
息子には、自分の人生は自分で切り拓いてもらいたいし、自分で決めたことに、責任を持ってとことんやればいいと思っている。
ちなみに、私はとっくのとうに教育ママと完璧ママを自分の中から断捨離した。
ムキになって頑張っていた時期もあったが、「私は、将来、息子に何になってほしいの?」と自問し「彼が好きなことをして幸せならそれでいいんだ」と思った時に、自分の心がスッと楽になった。
今はまだ息子は12歳なので、色々教えなければいけないこともあるし、息子が嫌でもやらなければいけないこともあるけれど、
息子は一人で勝手に勉強するし、自分の好きな分野を極め始めている。
12歳で自分の好きなことがちゃんとわかっている息子が、正直言って羨ましい、笑。

私の母がよく言う言葉。
「あなたの幸せは私の幸せ」
これは気付くと、私の頭と心にすっかり刷り込まれたようで(母からの洗脳?笑)、私も息子に対して同じ気持ちである。
息子がどこにいようが、誰といようが幸せなら、私も幸せ。
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私が母にできる最高の親孝行とは、私が幸せであることです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
Your happiness is my happiness♡
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